アドベンチー
角材2本でできた、シンプルで美しいベンチ。
昔の大工さんが柱材の上に座って弁当を食べていた記憶が発想の原点。実はそこには意外な座り心地の良さが詰まっていました。
Adventure(冒険)とBench(ベンチ)を掛け合わせたできた「ADVENCH(アドベンチー)」。従来の発想を変え、新しいベンチのシーンを作っていく、新発想のフリースタイルベンチです。
アドベンチーの特徴
景観に溶け込む
シンプルなデザイン
公園、店先、まちの中…従来のベンチとは違い角材とフレームのみのシンプルなフォルムは、景観を邪魔することなくどんな場所にもなじみます。今ある生活空間にさり気なくベンチを加えることができます。
空間に合わせて
長さを調節
角材の長さを調整することで、空間や用途にあわせたサイズ展開が叶います。1セットの場合最大6m程度ですが、交互に連結していけば、実はどこまでも伸長が可能。ギネス挑戦だって夢ではありません。
フレームのみでも
販売可能
「材木屋が作ったんだから、自社の木を買ってもらうためだろう」と思われるかもしれません。私たちが推奨しているのは「木材の地産地消」。フレームのみを購入して、土地ごとの木を使ってもらうことも大歓迎です。
木は取り替えて
リサイクルへ
使う角材はこの木でなければという規則はありません。お好きな木を使い、経年で傷んだ際には取り替えてリフレッシュしてください。使用後の角材は木材チップに加工し、バイオマス燃料として再利用します。
見た目に反した
抜群の座り心地
一見角ばって座り心地が悪そうですが、背もたれを低めに配した絶妙のバランスにむしろ心地よいことに驚かれます。リュックを背負ったままでも楽に座れ、小さい子でも逆向きに座れば安定感を確保できます。
用途に合わせて
移動できるベンチ
従来のベンチは据え置きのタイプが多いものの、角材2本とフレームのみなので、イベントなどで持ち出したい場合には簡単に移動が可能です。シーンに合わせてぜひいろんな使い方をしてみてください。
ウッドデザイン受賞
アドベンチーはウッドデザイン賞にて社会的意義のあるソーシャルデザイン部門を受賞しました(2015年度)。ウッドデザイン賞は、木の良さや価値を再発見させる製品や仕組みについて特に優れたものを消費者目線で表彰し、木材利用を促進する顕彰制度です(林野庁後援)。
環境保全への取り組み
あかね材(虫食い材)森のお荷物を有効利用。
国産材において、虫に侵された木材はたくさんあります。これらは商品とならず、欠点材として利用されますが、アドベンチ−はこれらの木材を使用しています。そのため、使用後もパルプなどに2次加工ができるので、環境にやさしいベンチとしての評価を得ています。
サイズ・価格
下記サイズ意外にも長さの調整が可能です(最大10mまで)。
角材は120mmを使用。お気軽にご相談ください。
4m・120mm角用
203,500円(税込)
3m・120mm角用
192,500円(税込)
2m・120mm角用
181,500円(税込)
フレームのみ
154,000円(税込)
※角材の価格は樹種によって異なります。※ 送料・施工費は別途。※120mm角用の価格になります。
※100mmは受注生産でお受けいたします。※2024年4月価格改定しました。
地元の木材を使用されたい場合は、フレームのみの販売も可能です。
安全性
シンプルな見た目ながら、実は作りはしっかりと考え抜いたもの。座面となる角材、それを支えるフレーム。どちらも安全に腰掛けていただけるための工夫を凝らしています。
厳しい環境にも耐えうるフレームクオリティ
特注のフレームは意匠登録を受けたもので、高度な曲げや溶接の技術を施された独自の構造でできています。ステンレス素材を使っているので暑い炎天下でも熱を持ちにくく、塩害にも強く錆びにくい。屋外利用に適した仕様となっています。
木の撓(しな)りが強度を高める
木のたわみやしなりが強度に繋がり、和歌山工業技術センターのテストにおいては約3tの荷重に耐えられることが証明されました。6Mサイズのアドベンチ−においては、大人の場合は約13名まで、子供の場合は約20名が座ることができます。
施工方法
組み立ては簡単、ボルトを使用せずに、はめ込むだけ。
組み立て方においては、ボルトを使わずにフレームに差し込んで固定しますので、特別な道具や工具を必要としません。大人ふたりで3分あれば充分組み立てることができます。背割り(背挽き)加工を施していますので、腐りぬくく、強度を保つことができます。